【ニューデリー時事】パキスタンからの報道によると、29日に同国南西部の山岳地帯でバスが渓谷に転落する事故が起き、少なくとも41人が死亡した。同日、北西部の湖では船が転覆し、乗っていた子供10人の死亡が確認された。  地元紙ドーン(電子版)などによれば、バスは南西部バルチスタン州で橋から転落。48人が乗っていたバスは、州都クエッタから南部カラチに向かっていた。地元当局者はAFP通信に対し、「運転手が居眠りしていた可能性がある」と述べた。速度超過の可能性もあるという。  船の事故は北西部カイバル・パクトゥンクワ州の湖で起きた。近くのマドラサ(イスラム神学校)に通う生徒や教師計35人が乗っており、日帰りで湖を訪れていた。AFPは地元警察の話として、亡くなった10人は7~14歳だったと伝えた。救助隊が見つかっていない子供らを捜索している。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 山と湖で事故、50人超死亡=バス転落と船転覆―パキスタン