大雪の影響で、JR京都線や琵琶湖線などでは24日夜以降、計16本の列車が一時動けず駅間に立ち往生した。複数の箇所で線路の向きを切り替えるポイントが故障した。多くの乗客が車内に閉じ込められ、体調不良を訴える人もいた。  JR西日本によると、立ち往生したのは京都線と琵琶湖線の高槻―山科駅間で15本、山陽線の有年―上郡駅間で1本の列車。うち少なくとも3本は線路上で乗客を降ろし、最寄りの駅などまで歩いて移動した。  京都市消防局によると、山科駅付近で走行不能となった列車から、体調不良を訴えた乗客9人を救急搬送した。全員命に別条はないという。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 列車16本、一時立ち往生=体調不良の乗客も―JR西・大雪