【ワシントン時事】米科学誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」は24日、世界の終わりまでの猶予時間を象徴的に表す「終末時計」の針について、人類滅亡を示す午前0時まで90秒に設定した。ロシアによる核兵器使用の示唆を踏まえ、史上最も危険な状態だと分析し、現在の世界情勢の深刻さを訴えた。  昨年は「残り100秒」だったため10秒進んだことになる。同誌のブロンソン最高経営責任者(CEO)は声明を出し「われわれは前例のない危険な時代に生きている」と警告した。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 人類滅亡まで「90秒」=核危機、史上最も危険―米終末時計