【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード副議長は19日の講演で、中国が新型コロナウイルスの感染封じ込めを目指す「ゼロコロナ」政策を転換したことについて、石油など商品の需要に「著しい」影響を及ぼすと述べ、動向を注視する考えを明らかにした。  中国のゼロコロナ政策は世界的なサプライチェーン(供給網)の混乱に拍車を掛け、米国を含めた各国のインフレを押し上げる一因となった。成長の大幅な鈍化も招き、世界の景気を冷やした。 【時事通信社】
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記事名:「 商品需要に著しい影響=中国ゼロコロナ転換で―米FRB副議長