【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)の域外国境管理の調整に当たる欧州国境・沿岸警備機関(フロンテクス)は13日、EU域内への不法入境者が2022年は速報値で約33万人だったと発表した。前年比64%増で、16年以降では最多。また、EUに逃れたウクライナ難民はロシアによる侵攻後、約1300万人に上ると明らかにした。  発表によると、33万人のうち、半数近くがシリアとアフガニスタン、チュニジアからの不法入境者だった。セルビアなどの西バルカン諸国を経由した入境が全体の45%を占めたという。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 EUへの不法入境、16年以来最多=ウクライナ難民は1300万人