【シリコンバレー時事】米アップルは12日、クック最高経営責任者(CEO)の2023年9月期の報酬の目標額について、前期の報酬総額実績から半減の4900万ドル(約63億円)に設定する方針を明らかにした。昨年の定時株主総会で報酬の承認率が大きく低下したことや、クック氏自らの申し出を踏まえ、報酬委員会が決めた。  3月に開催予定の定時株主総会の招集通知書を開示した。クック氏は、株主宛ての書簡でインフレやロシアによるウクライナ侵攻の事業への影響を認めつつ、「後退の時ではない。われわれはいつも長期的な視野で経営している」と記した。 【時事通信社】 〔写真説明〕米アップルのクック最高経営責任者(CEO)=2022年9月、カリフォルニア州(EPA時事)
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 アップルCEO、報酬大幅減へ=前期の半額、63億円に―23年