【ワシントン時事】バイデン米大統領は10日、自身の個人事務所から副大統領当時の機密資料が見つかったことについて、「政府文書が含まれていたと知り驚いた。中身は知らない」と釈明した。カナダ、メキシコとの3カ国首脳会談後の記者会見で語った。 ホワイトハウスによると、バイデン氏は機密資料の発見について、弁護士を通じ昨年11月に知った。バイデン氏は会見で「弁護士は私に中身を尋ねるよう提案しなかった」と説明した。司法省が持ち出しを巡って調査を始めている。 【時事通信社】 〔写真説明〕10日、メキシコ市で、記者団に話すバイデン米大統領(AFP時事)