【ベルリン時事】米軍は10日、ドイツ南西部のラムシュタイン米空軍基地でウクライナの軍事支援について協議する国際会議を20日に開催すると発表した。DPA通信などが報じた。欧米各国が戦闘車両の供給を決める中、より高い攻撃力を持つ主力戦車の支援に踏み切るかが焦点となる。  英スカイニューズは9日、英政府が主力戦車「チャレンジャー」の提供を検討していると報道。20日の会議で正式に発表される可能性もあると予想する見方が出ている。  会議は「ウクライナ防衛コンタクト・グループ」と呼ばれ、オースティン米国防長官主宰の下、約50カ国の関係者が出席する見通し。北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長によると、ウクライナのレズニコフ国防相も参加するとみられ「何が必要とされ、どう供給できるか」(同事務総長)突っ込んだ協議が見込まれる。 【時事通信社】
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記事名:「 主力戦車供給、議論へ=20日にウクライナ支援会議―ドイツ