【ブラジリア時事】ブラジルのジノ法務・公安相は9日、首都ブラジリアでボルソナロ前大統領の支持者が連邦議会などを襲撃した事件で、約1500人の身柄を拘束したと発表した。政府は各州から治安要員を集め、中央官庁街などを警戒。事件から一夜明けた首都は、前日の混乱がうそのように落ち着きを取り戻している。  ジノ氏は「ありがたいことに、わが国の政府機関は急速に正常化へ向かっている」と指摘。その上で「法を破ろうとするクーデター参加者やテロリスト、一般犯罪者の試みは、成功しない」と述べ、襲撃参加者らの責任追及を強化する考えを示した。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 議会襲撃で1500人拘束=首都、落ち着き取り戻す―ブラジル