政治資金規正法違反罪で略式起訴される見通しとなった薗浦健太郎衆院議員(50)=自民、千葉5区=が21日、離党して議員辞職したことを受け、地元・千葉県市川市の有権者からは「仕方ない」「恥ずかしい」などと厳しい声が上がった。  辞職が伝えられた同日午後、事務所が入るビルは人の出入りもなく、閑散としていた。自営業の男性(61)は「辞めて正解だ。二度と同じ過ちを繰り返さないように反省してほしい」と強い口調。主婦(50)は「若いのにもったいない」と残念がる一方、「部下のせいにするのは良くない。恥ずかしい」と突き放した。  最近も閣僚3人が辞任するなど岸田文雄政権下で不祥事が相次いでいることに、無職女性(71)は「自覚や危機感がない。自民党のレベルが低くなっている」とうんざりした様子。薗浦氏の辞職には「当然。当たり前」と言葉少なだった。  ホームヘルパーの女性(78)は「仕方ないが、他にも辞めていない人がいるのに辞めるのはかわいそうだ」と複雑な表情を浮かべた。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 「仕方ない」「恥ずかしい」=薗浦氏辞職で地元―千葉・市川