【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)の加盟国と欧州議会は15日、従業員を100人以上雇用する域内企業に対し、男女別賃金に関する情報を定期的に当局に提出するよう義務付ける法案に合意した。「同一労働、同一賃金」の実現が狙いで、欧州委員会が2021年3月に提案していた。加盟国と欧州議会の承認後に施行される。  EUでは、同一賃金に関する法的枠組みが存在する。しかし、EU統計局によると、女性の時給は20年時点で、男性よりも平均13%少ないという。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 男女の賃金格差、開示義務付け=100人以上の企業対象―EU合意