【ワシントン時事】米商務省は9日、レモンド商務長官が西村康稔経済産業相と電話会談したと発表した。同省の声明によると、米国主導の新経済圏構想「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」参加国がオーストラリア東部ブリスベンで10~15日に対面による初の交渉官会合を開くのに合わせて、日米の協力を申し合わせた。  バイデン米政権が対中国を念頭に発動した輸出規制や、半導体製造に関する2国間協力についても話し合った。レモンド氏はこれまで、対中半導体規制に関して「同盟国と多国間で協力することが米政府の責務だ」と語り、日本など同盟国に同様の対応を求める意向を示している。 【時事通信社】
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記事名:「 米商務長官、西村経産相と電話会談=IPEFや輸出規制を協議