ウクライナ侵攻を巡り、ロシアで軍に関する「偽情報」を広めた罪に問われた野党指導者イリヤ・ヤシン氏(39)の公判で7日、爆弾騒ぎがあり、モスクワの裁判所は判決の言い渡しを9日に延期した。検察側は禁錮9年を求刑。ヤシン氏は、プーチン政権による侵攻を非難し、ユーチューブの動画配信でウクライナ北部ブチャの民間人殺害に言及。7月に逮捕されていた。  プーチン政権下で弾圧が強まる中、ヤシン氏はロシアを出国せずに残った数少ない反体制派の一人。爆弾を仕掛けたという匿名の脅迫はこれまでの公判でも起きており、7日も関係者らが避難を余儀なくされた。 【時事通信社】 〔写真説明〕ロシアの野党指導者イリヤ・ヤシン氏=11月23日、モスクワ(AFP時事)
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 野党指導者判決、爆弾騒ぎで延期=ウクライナ侵攻非難で求刑禁錮9年―ロシア