【ワシントン時事】米上院は29日、同性間の婚姻の権利を連邦レベルで保護する法案を採決し、賛成61、反対36で可決した。野党共和党の一部議員も賛成し、少数派政党による議事妨害を克服する60票を上回った。年内に下院で可決され、大統領の署名を経て成立する見通し。 同法案は7月に下院を通過したが、修正が加えられたため、再び下院に諮られる。バイデン大統領は声明で「米国民には愛する人と結婚する権利がある。下院通過後、速やかに署名する」と述べた。 【時事通信社】 〔写真説明〕米連邦議会議事堂=11月29日、ワシントン(EPA時事)