【ブリュッセル時事】北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は25日、ルーマニアの首都ブカレストで29、30両日に開催する外相理事会に関し、ウクライナ支援に加え、中国を巡る議論も焦点になるとの認識を示した。ブリュッセルで記者会見した。  ストルテンベルグ氏は「中国は敵対国ではないが、軍事的な近代化を進め、存在感を高めている」と指摘。中国が生産の大半を占めるレアアース(希土類)などを念頭に、価値観の異なる国への依存がもたらすリスクについて話し合う考えを明らかにした。 【時事通信社】 〔写真説明〕25日、ブリュッセルで記者会見する北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長(EPA時事)
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 中国巡り議論へ=来週の外相理事会―NATO事務総長