【ニューヨーク時事】米パソコン大手HPは22日、今後3年間で、全世界で最大6000人の人員削減を実施すると発表した。個人向けのパソコンやプリンターの需要が低迷する中、大幅なコスト削減を進める考え。米メディアによると、全従業員の1割程度に当たる。  同社は人件費削減のほか、業務効率化やデジタル・トランスフォーメーション(DX)を通じ、経費を削減する計画。約10億ドル(約1400億円)の関連費用を見込んだ。  同日発表した2022年8~10月期決算では、売上高が前年同期比11%減。純損益は赤字に転落した。個人向けパソコンなどの大幅減収が響いた。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 米HP、最大6000人削減へ=今後3年で、パソコン不振