【台北時事】アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に台湾代表として出席した半導体受託製造世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の創設者・張忠謀氏(91)は19日、開催地バンコクで記者会見し、中国の習近平国家主席と言葉を交わしたことを明らかにした。台湾メディアが報じた。  習政権が台湾統一へ武力行使も辞さない姿勢を鮮明にする中、台湾海峡の安定に関するやりとりは「なかった」という。  中央通信社によると、張氏は会見で「(習氏に)共産党大会の成功に祝意を伝えた」と説明。習氏は張氏に「とても顔色が良く見える」と話したという。接触場所は休憩室だった。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 台湾代表、中国主席と接触=APEC首脳会議