【ニューデリー時事】インドで18日、同国初となる民間開発の小型宇宙ロケットの打ち上げが成功した。開発したのは設立からわずか4年の新興企業で、将来の後継機に向けた技術テストが目的という。  打ち上げに成功したのは、2018年に設立された「スカイルート・エアロスペース」。現地メディアによると、小型ロケット「ビクラムS」は全長6メートルで、エンジンは3Dプリンターを用いて製作されたという。  南部アンドラプラデシュ州にある宇宙センターから打ち上げられ、目標とする高度80キロを超え、約90キロに到達した。スカイ社共同創業者のパワン・チャンダナ氏は「歴史をつくった。新しいインドの象徴であり素晴らしい未来の始まりだ」とアピールした。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 初の民間ロケット、打ち上げ成功=設立4年の新興企業―インド