20カ国・地域首脳会議(G20サミット)を控えたインドネシア・バリ島で14日、ロシアのラブロフ外相(72)が「入院した」と一部で報じられた。ロシア側は「偽情報」と否定するとともに、ホテルでTシャツ姿の本人が動画で健康をアピールした。ラブロフ氏はプーチン大統領の代理として、13日にバリ島入りしていた。  動画を公開したザハロワ外務省情報局長は「(ラブロフ氏と一緒に)ニュースを読み、目を疑った。この上ない偽情報」と通信アプリで主張した。ラブロフ氏はタス通信に対し、資料を読んでサミットの準備をしていると説明。動画の中で、欧米メディアを「(プーチン氏については)もう10年も病気説を繰り返している」と批判した。 【時事通信社】 〔写真説明〕14日、インドネシア・バリ島のホテルに滞在するロシアのラブロフ外相(ザハロワ外務省情報局長の通信アプリ「テレグラム」より)
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 ロシア外相、「入院報道」否定=バリ島、Tシャツ姿で健康主張