【ニューデリー時事】国際通貨基金(IMF)は9日、バングラデシュに計45億ドル(約6600億円)の金融支援を行うことで、暫定的な合意に達したと発表した。経済危機により、IMFが今年支援を決めたのは、南アジアではパキスタン、スリランカに続き3カ国目。  バングラデシュ経済はこれまで高成長を続けてきたが、世界的な物価上昇に伴う輸入コストの増大で急速に悪化している。一方、国土は低地が多く、洪水などの自然災害に脆弱(ぜいじゃく)とされる。このため、気候変動リスクへの対応を目的とした支援パッケージも今回盛り込まれた。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 バングラに6600億円支援=南アジアで3カ国目―IMF