総務省消防庁は8日、救急患者の搬送先がすぐに決まらない「救急搬送困難事案」が10月31日~11月6日の1週間で3230件あったと発表した。前週の2574件と比べ656件増え、3週ぶりに増加した。このうち新型コロナウイルスに感染した疑いがあるケースは823件で、前週の557件から48%増加した。   消防庁は、政令市や県庁所在地など全国52カ所の消防本部を対象に調査。4カ所以上の医療機関に搬送を照会し、救急隊が現場に到着してから搬送開始までに30分以上かかったケースを困難事案と定義している。(了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 コロナ疑い48%増=救急搬送困難3230件―総務省消防庁