「1票の格差」が最大3.03倍だった7月の参院選は投票価値の平等に反し違憲だとして、弁護士グループが選挙無効を訴えた訴訟の判決が8日、広島高裁岡山支部であった。河田泰常裁判長は「合憲」と判断した上で、請求を退けた。   二つの弁護士グループが14の高裁・支部に起こした計16件の訴訟で11件目の判決。これで「違憲」が1件、「違憲状態」が5件、「合憲」が5件となった。15日までに高裁判決が出そろい、その後、最高裁が統一判断を示す見通し。(了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 広島高裁岡山支部も「合憲」=7月参院選、1票の格差