ロシアのプーチン大統領は4日、ウクライナ侵攻について、2月にロシアが始めなくても、いつかは戦争になっていたと述べた。ロシアに開戦の責任はないとの認識を示した形。17世紀初頭に人々が団結してポーランド軍からモスクワを解放したことを記念する祝日「民族統一の日」に合わせ、会合で演説した。  プーチン氏は、ゼレンスキー政権など親欧米派を念頭に「ウクライナに台頭したネオナチ政権とロシアの衝突は不可避だった」と発言。その上で「われわれが2月に適切な行動を取らなかった場合、(衝突が起きるという)結果は同じことで、われわれにとって不利になっていただけだろう」と強調した。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 ロシアに開戦責任なし=「衝突不可避だった」と演説―プーチン氏