【ソウル時事】韓国軍合同参謀本部は4日、韓国軍単独の定例演習「太極演習」を7~10日の日程で実施すると発表した。北朝鮮は米韓の訓練を口実に弾道ミサイル発射や砲撃を繰り返しており、演習に対抗して挑発行為に乗り出す可能性もある。  戦時の指揮系統を確認する訓練で、韓国軍は「北朝鮮の核・ミサイルと最近の挑発の動向など多様な脅威に備える」と説明している。  一方、聯合ニュースによると、訪米中の李鐘燮国防相は記者団に、4日までの予定だった米韓の大規模空中訓練「ビジラント・ストーム」について「私がオースティン米国防長官に要請してもう1日延長した」と述べ、5日まで実施することを明らかにした。 【時事通信社】 〔写真説明〕3日、ワシントン近郊の米国防総省で記者会見するオースティン米国防長官(左)と韓国の李鐘燮国防相(AFP時事)
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 韓国軍、7日から定例演習=空中訓練は5日まで延長