埼玉県鴻巣市と熊谷市にまたがり、全長1101メートルと水管橋としては日本一の長さを誇る「荒川水管橋」の上を歩く見学会が開かれた。計439人が参加し、普段は入ることのできない水管橋の上からの景色を楽しんだ。  県の水道事業についての認知を広めるため、県水道企画課が2016年秋から始め、今回で7回目。荒川水管橋は1984年に完成したアーチ橋で、直径1メートル20センチの2本の管で、荒川左岸の鴻巣市側から右岸の熊谷市側に毎時3000立方メートルの水道水を供給している。  夫婦で参加した鴻巣市の60代女性は「怖かったが気持ちよかった。機会があったらまた上りたい」と笑顔で話した。見学会は年2回行われており、次は来年5月の予定だ。 (了) 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 日本一長い水管橋の見学会=埼玉県〔地域〕