国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在している宇宙飛行士若田光一さん(59)と、さいたま市内の子どもたちとのライブ交信イベントが、同市の青少年宇宙科学館で開催された。集まった小中高校生24人に対し、若田さんは「目標や夢を持って、失敗してもそれを教訓に前に進み、夢をつかんでほしい」と語り掛けた。  交信は約20分間で、24人の中から7人が「今回のミッションで楽しみにしていることはなんですか」などと質問。若田さんは「ISSの新しい太陽電池やその基部を取り付ける船外活動にはぜひ参加したい」などと回答した。  今後の夢については「日本人の月探査を進めていくと同時に、多くの人が安心して宇宙に行ける往還システムをつくっていきたい」と話した。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 若田さんが小中高生と交信=さいたま市〔地域〕