【ワシントン時事】米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は20日、記者団に対し、ロシアが一方的に併合したウクライナ南部クリミア半島で、イランの軍関係者がロシアにドローンの運用訓練を行っていると明らかにした。カービー氏は「(侵攻に)直接関与している」とイランを非難し、イラン製ドローンの対ロ供与を阻止すると強調した。  カービー氏によると、イランはロシアに訓練や技術的な支援を提供。ロシア軍がイラン製ドローンの運用を始めた当初、問題が相次いだため、イラン側が支援要員を送り込んだもようだ。兵器不足に陥るロシアは、イランからドローンを購入しウクライナで攻撃に使用しているとされる。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 イラン、クリミアでドローン訓練=ロシアのウクライナ攻撃支援―米高官