来日中のヒラリー・クリントン元米国務長官は20日、東京都内で開かれた対談イベントで、「紛争のさなかやその後の対話の中で女性を関与させることができれば、市民の保護につながる可能性が高い」と述べ、戦争や紛争の解決には女性の役割が欠かせないと強調した。  クリントン氏は、ロシアが侵攻しているウクライナで学校、病院などの民間施設が攻撃されている現状を例に、女性や子供が標的とされ甚大な被害が及んでいると指摘。「女性が平和構築に関わらなければ、被害を受けた人々にとって真の平和にはならない」と語った。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 紛争解決へ女性関与を=非軍事支援も訴え―クリントン氏