【バンコク時事】ミャンマーの最大都市ヤンゴンにあるインセイン刑務所で19日、小包爆弾2発がさく裂し、国軍によると職員3人と訪問者5人が死亡、18人が負傷した。このほかにも収監者宛てに家族の名前で送られた小包から爆発物が見つかった。  爆発が起きたのは郵便室と刑務所の外側。ネットメディア「ミャンマー・ナウ」は目撃者の話として、爆発後に監視塔から看守か兵士が銃撃したと伝えた。目撃者は、被害者は爆発ではなく、銃撃で死傷したと語った。  インセイン刑務所は政治犯の収容先となっており、デモを撮影中に国軍に拘束され、禁錮刑判決を受けたドキュメンタリー制作者、久保田徹さんも収監されている。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 刑務所で爆発、8人死亡=政治犯ら収容―ミャンマー