【ワシントン時事】バイデン米大統領は13日、9月の米消費者物価指数の発表を受けた声明で、「物価が依然高すぎる」と懸念。世界的なインフレとの闘いが「私の最優先課題だ」と強調した。11月に中間選挙を控え、物価高に対する国民の強い不満を背景に、バイデン氏の支持率は40%台で推移している。  9月の消費者物価指数は前年同月比8.2%上昇と、伸びは3カ月連続で鈍化した。しかし、市場予想を上回り、インフレ圧力が根強いことを改めて示した。  バイデン氏は「物価上昇との闘いで若干進展が見受けられた」としたものの、「やるべきことは一層多い」と認めた。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 物価抑制は最優先課題=「やるべきこと多い」―米大統領