2019年に自殺した東京消防庁の男性消防司令=当時(47)=について、地方公務員災害補償基金東京都支部が公務災害と認定していたことが13日、分かった。3月24日付。  同庁や同支部によると、男性は牛込消防署(新宿区)に勤務していた19年12月、自宅で自殺した。同年10月以降、業務量が増えて体調を崩し、周囲に「仕事が進まない」と話していたという。  同庁は20年3月、男性の過重労働を放置していたとして、当時牛込署長だった50代の男性消防監を戒告の懲戒処分とした。元署長は同月、依願退職した。  同庁は「同種事案が発生しないよう、管理職の管理監督体制を強化する」とコメントした。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 消防司令自殺は公務災害=補償基金が認定