北海道・知床半島沖で観光船「KAZU I(カズワン)」が沈没した事故で、第1管区海上保安本部(小樽市)は12日、半島先端付近で8月に見つかった複数の骨について、行方不明だった乗客の男性とDNA型が一致したと明らかにした。乗客乗員26人のうち、死亡が確認されたのはこれで20人となった。  死亡が確認されたのは大阪市の男性=当時(46)。骨は8月18日に半島先端付近の海岸線を捜索していた海上保安庁の機動救難士が発見した。  事故は4月23日に発生。同本部は残る行方不明者6人の捜索を続ける。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 8月に発見の骨、乗客とDNA一致=行方不明6人に―知床沈没事故