【ロンドン時事】イエレン米財務長官は、英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)に9日掲載されたインタビューで、外国為替市場で進むドル高について「おおむね適切だ」との認識を示した。ドルは今年、対円では約24年ぶり、ユーロに対しても約20年ぶりの高値を付けた。  イエレン氏は「(ドル高は)主に国ごとのマクロ的なファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)の違いによって引き起こされている」と指摘。「地政学的緊張に対応した安全資産(であるドル)を買う流れであり、もちろん金融引き締めのペースの違いもある」と述べた。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 ドル高は「おおむね適切」=経済条件の違い反映―米財務長官