【ベルリン時事】国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は6日、ロシアが「国有化」する方針を決めたウクライナ南東部ザポロジエ原発について「ウクライナの施設だ」と明言した。訪問先のウクライナの首都キーウ(キエフ)で記者団に述べた。  グロッシ氏は、キーウでウクライナのゼレンスキー大統領と会談した。「国有化」から受ける影響のほか、自身が提案しているザポロジエ原発周辺での「安全・保護区域」設定に関して話し合い、「進展があった」と話した。グロッシ氏はモスクワも訪問し、ロシア高官と協議する方針だ。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 ウクライナへの帰属明言=「ロシア国有化」の原発―IAEA