【ワルシャワ時事】ウクライナ南部ザポロジエ州のスタルク知事は30日、ザポロジエ市郊外で民間の車列にロシア軍のミサイル攻撃があり、少なくとも市民23人が死亡、28人が負傷したと明らかにした。 スタルク氏は通信アプリ「テレグラム」で「人道支援目的の民間人の車列が攻撃された」と指摘。「犠牲になった人々は、ロシア軍が占領する地域に親族を迎えに行ったり、援助物資を届けたりするために車で列を作っていた」と語った。 このほか、南部ミコライウでもロシア軍のミサイルが9階建ての集合住宅を直撃。崩壊した建物の下敷きになるなどして、複数の負傷者が出たという。 【時事通信社】 〔写真説明〕30日、ウクライナ南部ザポロジエ州で、ロシアによるミサイル攻撃を受けた自動車の近くに立つ警察官(ロイター時事)