【ロンドン時事】国連機関の国際電気通信連合(ITU、本部ジュネーブ)は29日、12月末で任期が切れる中国出身の趙厚麟・事務総局長の後任として、米国出身のドリーン・ボグダンマーティン氏を選出したと発表した。女性がITUのトップに就くのは1865年の創設以来初めてで、任期は来年1月1日から4年。  ITUはインターネットや携帯電話、テレビなど電気通信の世界標準を定める国連で最も歴史のある専門機関。ボグダンマーティン氏は、加盟国による投票で、ロシアのイスマイロフ元通信・マスコミ副大臣を139対25の大差で破り選出された。 【時事通信社】 〔写真説明〕国連電気通信連合(ITU)の次期トップに選出された米国出身のドリーン・ボグダンマーティン氏=29日、ルーマニア(AFP時事)
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 国連通信機関トップに初の女性=米出身、ロシア候補破る