【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は28日、ロシアがウクライナ東・南部4州の編入に向けた「住民投票」を実施したことなどを受け、ロシア産石油の取引価格に上限を設けることを柱とする追加制裁案を表明した。加盟国と協議し、制裁決定に必要な全会一致での合意を目指す。  フォンデアライエン氏は、ロシアによる住民投票や部分的動員令を踏まえ、「ウクライナ侵攻を新たな段階に悪化させた」と指摘。「ロシア政府にこの代償を払わせる」と述べた。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 EU、ロシア産石油に価格上限検討=「住民投票」で追加制裁