【ベルリン時事】ロシアからドイツにバルト海経由で天然ガスを運ぶパイプライン「ノルドストリーム1」と「2」が損傷した問題で、欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表(外相)は28日の声明で、「すべての情報が意図的な行動の結果であることを示唆している」と指摘した。実行者が判明すれば、「(EUとして)強力で団結した対応を取る」と制裁を示唆した。  ロシアのペスコフ大統領報道官が破壊工作も排除できないとの認識を示す一方、ウクライナのポドリャク大統領府顧問もツイッターで「ロシアが計画したテロで、EUへの攻撃だ」と主張。実行主体や背景など真相は不明だ。 【時事通信社】 〔写真説明〕パイプライン「ノルドストリーム2」からのガス漏れが起きた海域=27日、デンマーク・ボーンホルム島沖(AFP時事)
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 パイプライン損傷で制裁示唆=「意図的破壊」と批判―EU