【ワシントン時事】国際通貨基金(IMF)の報道官は27日、英国のトラス新政権が発表した大型減税案について「大規模で対象を絞らない財政は現時点で推奨しない」と否定的な見解を明らかにした。「格差を広げる可能性が高い」とも語り、再考を促した。  新たな減税案をめぐっては、財政やインフレが深刻な状況に陥ることへの懸念から通貨ポンド、株式、国債が売られる「トリプル安」を誘発。金融市場に動揺を引き起こしている。 【時事通信社】
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記事名:「 英国の大型減税「推奨せず」=新政権に見直し促す―IMF