【ローマ時事】25日投票のイタリア総選挙は26日、開票作業がほぼ終了し、内務省が公表した開票結果によると、極右「イタリアの同胞(FDI)」を中心とした右派連合が下院(定数400)で235議席、上院(同200)で112議席を獲得し、両院の過半数を制した。政党別ではFDIが両院で約26%の票を獲得し、第1党になった。 FDIと極右「同盟」、中道右派「フォルツァ・イタリア(FI)」による右派連合は近く連立政権を発足させ、FDIのメローニ党首がイタリア初の女性首相に就任するとみられている。 【時事通信社】 〔写真説明〕26日、ローマにある極右「イタリアの同胞(FDI)」本部でVサインするメローニ党首(EPA時事)