【北京時事】中国外務省の汪文斌副報道局長は21日の記者会見で、ロシアのプーチン大統領がウクライナ侵攻で「あらゆる手段」を取る意向を示したことを受け、「関係国が対話や協議を通じて停戦を実現し、できるだけ早く各国の合理的な安全への懸念に配慮するやり方を見つけるよう呼び掛ける」と述べ、改めて停戦を求めた。  中国は、北大西洋条約機構(NATO)拡大へのロシアの反発を「合理的な安全への懸念」と擁護する一方、ウクライナの領土保全を訴えるあいまいな立場を取り続けている。汪氏は「われわれは各国の主権や領土の一体性は尊重されるべきだと終始主張している」と強調した。 【時事通信社】 〔写真説明〕中国外務省の汪文斌副報道局長=8月8日、北京(AFP時事)
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 中国、改めて停戦呼び掛け=ウクライナ侵攻