【バンコク時事】マレーシアのサイフディン外相は19日、ニューヨークで記者会見し、クーデターで国軍が権力を握ったミャンマーの和平に向けた東南アジア諸国連合(ASEAN)の「5項目の合意」について、ほとんど履行されていないことから、見直しを検討する必要があるとの認識を示した。  ASEANは昨年4月、暴力停止やASEAN特使と全当事者の面会など5項目で国軍と合意した。しかし、国軍は市民弾圧を継続。また、特使としてミャンマーを訪れたカンボジアのプラク・ソコン副首相兼外相は、国軍に拘束されているアウンサンスーチー氏ら民主派とは会えなかった。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 ASEAN合意の見直し検討を=ミャンマー情勢でマレーシア外相