【ワシントン時事】ブリンケン米国務長官は12日、訪問先のメキシコシティで記者会見し、イラン核合意再建交渉について、「妥結に向けた交渉に無関係な問題を持ち込もうと試み続けている」と述べ、イラン側の姿勢を批判した。その上で、交渉妥結は当面見込めないとの認識を示した。  核合意再建交渉をめぐっては、一時は妥結目前とみられていたものの、イラン国内の未申告施設に対する国際原子力機関(IAEA)の査察要求をイラン側が拒否し、協議が停滞している。 【時事通信社】 〔写真説明〕12日、メキシコシティで記者会見するブリンケン米国務長官(EPA時事)
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 妥結は当面見込めず=イラン核合意再建交渉で―米国務長官