【ソウル時事】韓国検察当局は8日、3月の大統領選で尹錫悦大統領と争った最大野党「共に民主党」の李在明代表を公職選挙法違反(虚偽事実公表)の罪で在宅起訴した。韓国メディアが一斉に伝えた。一方、共に民主党も尹氏の夫人、金建希氏の疑惑を追及して対抗。李氏の捜査を後押しする政権・与党と野党の全面対決の様相を呈してきた。  李氏は大統領選の過程で、自身の疑惑に関連し虚偽の発言をしたとされる。100万ウォン(約10万円)以上の罰金刑が確定すると、国会議員を失職し、被選挙権も5年間停止になる。共に民主党は「軍事政権よりひどい政治弾圧だ」と反発し、「尹政権と最後まで闘う」と強調した。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 最大野党代表を在宅起訴=疑惑追及、与党と全面対決に―韓国検察