【ソウル時事】韓国外務省は5日、日韓間の最大の懸案である元徴用工問題の解決に向け、4回目の官民協議会を開いた。協議会は7月に設置されたが、原告側は3回目以降、参加していない。協議会は今回で一区切りとなり、今後は韓国政府として日本に提示する解決策の具体化を急ぐ見通しだ。  韓国メディアによると、4回目の協議会では基金など被告である日本企業以外の主体が代わりに補償する「代位弁済」の方法などについて議論したが、韓国政府の予算から拠出するのは望ましくないというのが共通認識だったという。日本側による何らかの謝罪表明の必要性についても話し合った。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 元徴用工問題、官民協議会が一区切り=解決策の具体化急ぐ―韓国政府