【バンコク時事】ミャンマー問題を担当するヘイザー国連事務総長特使は5日、シンガポールのシンクタンクが主催したセミナーで、クーデターを起こした国軍に拘束されている民主化指導者アウンサンスーチー氏に会えない限り、ミャンマーを再訪しないと明言し、国軍に面会の実現を改めて要求した。  ヘイザー氏は8月にミャンマーを訪問し、国軍トップのミンアウンフライン総司令官と会談したが、スーチー氏との面会は認められなかった。ヘイザー氏はスーチー氏の健康状態に懸念を表明。国軍が設置した特別法廷がスーチー氏に言い渡した懲役刑判決を「非難する」と語った。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 スーチー氏と面会できねば再訪せず=ミャンマー国軍の懲役刑判決非難―国連特使