ロシア国営天然ガス独占企業ガスプロムは2日、ドイツにガスを送るパイプライン「ノルドストリーム」の稼働停止を継続すると発表した。当初は保守点検のために2日まで止めるとしていたが、修理が必要な箇所が見つかったという。供給再開のめどは明らかにしていない。  ガスプロムは8月31日からガス輸送を止めて保守点検に入ったが、タービンのオイル漏れを確認したと明らかにした。作業はドイツ総合電機大手シーメンスと共同で実施。ガスプロムは「オイル漏れの報告書にシーメンスの担当者も署名した」と主張し、ロシア当局からも安全性に関して警告を受けたと説明した。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 ドイツ向けガス、停止を継続=輸送管の修理必要―ロシア