【ロンドン時事】英BBC放送は31日、エリザベス女王が9月6日に行われるジョンソン首相の後任の任命を、ロンドンのバッキンガム宮殿ではなく、静養先のスコットランドのバルモラル城で行うと伝えた。今年在位70年を迎えた女王が、同宮殿以外で新首相を任命するのは初めてという。  BBCは今回の決定について、新首相が急な日程変更を強いられることを避けるためだとしている。96歳の女王はこのところ身体の衰えが目立ち、議会開会式や在位70年記念礼拝などを欠席しており、健康状態への懸念が再燃する可能性がある。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 エリザベス英女王、静養先で新首相任命へ=在位70年で初、健康懸念再燃も