【上海時事】中国メディアが31日に伝えた民政省のデータによると、2021年の中国の離婚件数は283万9000組で、前年比34.6%減少した。中国メディアは21年に導入された離婚成立前に30日間の「離婚冷静期」(クーリングオフ)を設ける制度が効果を上げたと分析した。  同制度は離婚増加を食い止めるために導入され、離婚の申請から30日以内なら、夫婦のいずれかの申し出により撤回が可能となった。これ以外にも、新型コロナウイルス対策の厳格な行動制限で、離婚の手続きをすることが困難になったという指摘もある。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 中国の離婚件数、3割減=「クーリングオフ」が奏功?