【ワシントン時事】米国務省は26日、中国やロシアが進出を図っている北極圏に関連する問題に対応するため、「北極地域担当大使」の職を設けると発表した。国務省の北極地域調整官を昇格させる形で、バイデン大統領が近く大使を指名する。  地球温暖化で海氷減少が進む北極圏をめぐっては、新航路開拓や資源獲得のため中国が進出に野心を示す。安全保障面でも、ロシアによる軍事基地設置などを受け、各国の関心が高まっている。 【時事通信社】
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記事名:「 米、北極担当大使を指名へ